●長崎支所のソフトウェアー環境について「漁場開発部：桑本」
　企業戦略のキーワードとして最近よく「ＩＴ・・」が使用されていますが、それ以前には、「マルチメディア・・」、「情報デジタル化・・」といった言葉をよく目にしました。長崎支所においては、図面作成、数値計算、報告書作成のような一般的業務に加えて、水中写真、水中ビデオ、膨大な容量の数値データ等を扱う機会が多いため、多角的な情報をデジタル情報として、より効率的かつ高品質に処理するための環境整備に力を注いできました。基本的には「統一性・汎用性」よりむしろ「多様性・機能性」を重視した環境整備を計画的に進め、関連機関としてはかなり充実したOS、ハード、ソフト、周辺機器環境を構築できたと思っています。日常業務で我々がよく悩まされる「ファイルが開かない」等のトラブルの多くはソフトウェアー環境の違いに起因します。今日ではPDF（文書)、JPG（画像）、DXF（CADデータ）といった共通フォーマットが汎く用いられるようになり、そうしたトラブルはかなり改善されつつありますが、やはりデータのやり取りの際には相手方のソフトウェアー環境を双方が理解しておくことが何よりも重要です。
　こうしたことから、長崎支所で使用している主なアプリケーションを表-1にとりまとめてみました。当方のソフトウェアー環境はまだまだ発展途上ではありますが、皆様とのデータ交換がよりスムーズになれば幸いです。どうか宜しくお願い致します。